「ノー・プー」とは?アメリカ流正しい美髪法と成功の秘訣

ノー・プーとは

ノー・プーとは「ノーシャンプー(No Shampoo)」の略。

シャンプーを使わずに、お湯だけで髪の毛を洗うことをいいます。

ノー・プーのメリットとは?

  • すすぎ残しなし 頭皮や髪にとって刺激の多いシャンプーを、すすぎ残ししてしまう心配がなくなります。
  • 必要なうるおいが残る 頭皮や髪にとって必要なうるおいや皮脂が、過度に洗い流されなくなります。
  • 頭皮と髪が自らうるおう シャンプー剤による無駄な刺激がなくなるため、頭皮や髪にかかるストレスが軽減。それにより、頭皮から出る皮脂量が適切になります。また、頭皮や髪がうるおいを自らの力で保ち、さらに生み出すようになります。
  • エコフレンドリー シャンプーを使わないことで、自然環境へ悪影響を及ぼしません。
  • 経済的 ヘアケア製品の使用が減ることで、金銭的に節約が可能です。

ノー・プー生活7つのコツ

コンディショナーやヘアケア剤の成分表示ラベルをよく読む

シリコンを含むコンディショナーやヘアケア剤は避けることをおすすめします。

シリコンを含むヘアケア剤を使うと、シャンプー以外できれいに洗い流すことができません。

おすすめは、シリコンの代わりに、以下の成分が含まれているコンディショナーです。

シアバター、ベジタブルオイル、オリーブオイル、小麦胚芽、大豆プロテイン、パンテノール、ベジタブルグリセリン、ソルビトール、アミノ酸、アロエベラなど。

頭皮の余計な角質を取り除く

大さじ2のブラウン・シュガー(市販の黒糖またはカラメルを添加して色付けをしたもの)にハチミツを適量加えたもので、頭皮をスクラブして余計な角質を取り除きましょう。

ただし、頭皮への刺激もあるため、多くても月に一回程度が目安です。

ブラッシングをし過ぎない

髪と頭皮によいと言われるブラッシングですが、やり過ぎはキューティクルを傷める原因に。

髪をとかし過ぎるのは控えましょう。

髪にあまり触れない

髪がベタつく原因の多くは手の油分です。

あまり髪をいじり過ぎないようにして、サラサラなヘアを保ちましょう。

頭皮の痒みやベタつきを克服するために

ゴシゴシと強い力で頭皮をこすったり、痒さから引っ掻くように爪を立てて洗ってしまったりすると、必要以上に皮脂を取り、頭皮を傷つけ、さらなる痒みの原因になります。

このことに十分気をつけて、髪をいたわった1ヶ月後、髪は美しく生まれ変わるというわけです。

シャンプーをしない生活なんて少し驚きの発想でしたが、「髪を洗わない」というわけではなく、シャンプー剤を使わないだけの違いです。

簡単に実践することができ、しかも美髪が手に入れられるなら試す価値はありそうです。

こうしてメリットやデメリットをきちんと理解した上で、自分の頭皮や髪の毛の状態に合わせて、時々ノー・プーを取り入れる、というのが賢いやり方なのかもしれません。