体の中から美しい髪を育てる食事法【後編】

髪の毛の美しさは、女性の見た目を大きく左右します。

どんなに肌を美しく保っていても、スタイルが良くても、髪の毛につやがなく、弱々しくてまとまりが無かったら、なんとなく老けた印象を相手に与えてしまいます。

そこで大切になってくるのが、毎日の食事や生活習慣。

髪の毛に大切な栄養成分や自宅でできるケア方法まで、前・後編の２回にわたってたっぷりとご紹介する「体の中から美しい髪を育てる食事法」。

前編に引き続き、後編は、髪の毛の栄養に大切な栄養素の続きと自宅で簡単にできるお手入れ法についてお知らせしましょう。

髪の毛を育てる食事の摂り方

毎日の食事は髪の毛の健康に深く影響します。

ここでは、特に毛髪に必要な栄養素の続きをご紹介します。

体の中から美しい髪を育てます。

血行や新陳代謝を良くし、活性酸素によるダメージから細胞を守る働きがあるので、髪のはり・つやに必要な栄養素です。

小麦胚芽などの穀類やアーモンドなどのナッツ類、アボカド、モロヘイヤ、卵に多く含まれています。

抜け毛予防に効果的な栄養素です。

細胞の修復や再生を促進します。

牡蠣、ドライフルーツ、ヘーゼルナッツ、ガーリック、レンズ豆、大豆に多く含まれます。

ケイ素とも呼ばれ、髪の毛に栄養に大切なミネラルです。

海藻や大麦、全粒小麦、オート麦などに多く含まれます。

ビタミンやミネラルが豊富な野菜も気をつけて摂るよう心がけましょう。特にビタミンAやビタミンCを多く含むホウレン草やブロッコリーなどの濃緑色の野菜やニンジン、カブなどが髪に効果的です。美しい髪は健康な体から生まれます。

髪に栄養を与えてくれる食品を使って、自宅でも簡単にできるトリートメント法をご紹介します。

体の中からの栄養だけでなく、外側からも栄養を補給。

細く弱まった髪の毛にはビタミンE豊富な小麦胚芽を使ったトリートメントが効果的。

小麦胚芽をお湯で5分間ふやかした後、残っている余分な水分は流し、ふやけた小麦胚芽を髪全体にいき渡るように塗り10分間放置します。

パック後は良くすすぎ洗いをしてからシャンプーとリンスをしてください。

ハチミツとオリーブオイルは髪に栄養とうるおいを補給して、つやを与えてくれます。

ハチミツとオリーブオイルを混ぜ、髪の毛全体に塗って蒸しタオルで包み、20分間待ってからシャンプー、リンスをします。

1～2週間に1回くらいのペースで行うと効果的です。

ココナッツオイルは髪の毛と頭皮の乾燥に効果的です。

温めたココナッツオイルをたっぷり頭皮と髪に塗り、頭皮を軽くマッサージした後、蒸しタオルで頭を包み30分ほど放置します。

パック後は普段のようにシャンプー、トリートメントをします。

髪の毛の衰えが気になったときは、今回ご紹介した栄養素を積極的に補給しつつ、日頃からバランスの良い食事を心がけて、体の中から美しい髪を育てましょう。