みんなが大好きなサーモン(鮭)に秘められた”美髪パワー”

皆さん、こんにちは。育毛カウンセラーの吉本です。
雑誌の特集で日本人が好きな魚ランキングを見たら、マグロとサーモンがダントツの人気でした。
私もサーモンが大好きで、常に切り身や塩サケを冷凍庫にストックしているほどです。

実はこのサーモン、美味しいだけではなく美髪になれるかもしれないということを知っていますか?

そこで今回は、美味しいのに美髪まで叶ってしまう「サーモンのパワー」についてを紐解いていきたいと思います。

【サーモンの栄養価】

  • アスタキサンチン:強力な抗酸化作用で頭皮の老化を防ぎます
  • ビタミンE:アスタキサンチンと同じく抗酸化作用があり、肌トラブルを防止します
  • ビタミンD:髪の毛を作り出す細胞を活性化し髪の毛の成長を促します
  • EPA/DHA:血管をしなやかにしたり血液をサラサラにして血流を改善します
  • タンパク質:髪の毛の主成分で美髪のためには必要不可欠です

【アスタキサンチンは女性の健康と美容の心強い味方】

【アスタキサンチンの効果】

  1. 強力な抗酸化作用: 活性酸素を除去することで細胞の酸化や損傷を防ぎます。
  2. 細胞分裂の促進: 新しい髪の毛を作り出す細胞(毛母細胞)を刺激して、細胞分裂を促す物質の増殖を助けます。
  3. 血行促進: 血流を改善し、血行促進に働きかけます。

【アスタキサンチンの抗酸化作用】

「アスタキサンチン」といえば、強い抗酸化作用です。

実は、リンゴが茶色くなったり鉄が錆びるように、体内の細胞も酸化によって錆びてしまいます。
細胞の酸化は、抜け毛や薄毛だけでなく、肌や体全体の老化を引き起こす大きな原因です。
しかし、これを完全に避けるのは難しいもの。

そこで強力な味方となるのが「アスタキサンチン!」

アスタキサンチンは「自然界最強の抗酸化成分」として知られ、そのパワーでアンチエイジングをサポートしてくれます。
酸化を抑える働きににより、体内の活性酸素の増殖を抑え、髪の毛を作り出す毛母細胞を守ってくれます。

サーモンやエビ、カニなどのアスタキサンチン酸を含む食材を食べることで、太くて強い髪の毛が育つ頭皮環境を作ることができます

さらにアスタキサンチンは、紫外線によるダメージの軽減し、肌のバリア機能の強化することで美肌効果も期待ができます。

加えて、免疫力も高めてくれるので、風邪や感染症に対する抵抗力アップも期待できます。

【サーモンのおすすめレシピ】

サーモンはお寿司にしてもいいし、焼いたりフライにしたり、色々な食べ方ができます。

その中から私も良く作る、簡単で美味しく食べられて、しかも美容効果もあるレシピを紹介したいと思います。

どちらもさっぱりと食べられるので、食欲が落ちやすくなるこれからの季節におすすめのレシピです。

サーモンのカルパッチョ

<材料>(2人前)
サーモン(刺身用)      100g~150g(好きなだけ)
玉ねぎ(新玉ねぎ)      1/2個
◎エキストラバージンオイル  大さじ1
◎レモン果汁           大さじ1/2
◎お酢          大さじ2
◎塩・胡椒    適量

  1. 玉ねぎは薄切りにして水に5分ほどさらします。ザルにあげてよく水を切ります。
  2. サーモンは薄切り(そぎ切り)にします。※刺身用で切れている場合はそのままでOK。
  3. ボウルなどに◎を入れてよく混ぜます。
  4. 玉ねぎを③に入れて全体を混ぜて味がなじむように10~20分ほどおきます
  5. 玉ねぎをお皿にのせ、その上にサーモンを乗せます。
    ※先にサーモンを並べ、その上に玉ねぎを乗せてもOK

アスタキサンチンは油脂に溶けやすい性質を持っています。
またビタミンCはアスタキサンチンの効果をサポートするので、オリーブオイルとレモン果汁を入れて作るカルパッチョは簡単で美容に効果的です。

鮭の南蛮漬け

<材料>2人前
生鮭の切り身      2切れ
塩           少々
片栗粉         適量
玉ねぎ         1/2個
人参          1/4本
ピーマン        1個
だし汁         1/2カップ
醤油          大さじ2
砂糖          大さじ1.5
酢           大さじ2
唐辛子         1本(輪切り、またはお好みで)
油           適量(揚げ焼き用)

★下準備★
・生鮭の切り身に軽く塩をふり、10分ほど置いてから水気を拭き取ります。
・玉ねぎは薄切り、人参は細切り、ピーマンと赤パプリカは細切りにします。

★南蛮酢の準備★
鍋にだし汁、醤油、砂糖、酢、唐辛子を入れ、中火で加熱しながら混ぜ合わせます。砂糖が完全に溶けたら火を止めます。

  1. 大きめのボウルに切った野菜を入れ、熱い南蛮酢をかけて混ぜ、野菜がしんなりするまで漬けておきます。
  2. 水気を拭いた鮭の切り身に片栗粉をまぶします。
  3. フライパンに少し多めに油を入れて中火で熱し、鮭を揚げ焼きにします。両面がこんがりときつね色になり、中まで火が通ったら取り出し、油を切ります。
  4. 揚げ焼きにした鮭の油が切れたら熱い熱いうちに南蛮酢と野菜が入ったボウルに加え、鮭に南蛮酢がしっかりと絡むように全体をよく混ぜます。
  5. ボウルの中身を保存容器に移し、冷蔵庫で1時間以上冷やします。味が馴染むとより美味しくなります。
  6. 冷やした南蛮漬けを器に盛り付けて完成です。お好みで刻んだネギや七味唐辛子をかけても美味しいです。

 

普段何気なく食べているサーモンが、育毛・美髪の力強い味方ということがわかりますよね。
そしてこれからがピークを迎える「紫外線」は、老化の原因となる「活性酸素」をたくさん作り出します。
だからこそ、細胞レベルで若々しく元気でいるためにも、アスタキサンチンを豊富に含むサーモンをどんどんと食べていきましょう。
鮭フレークやスモークサーモンなど、手軽に食べることができるので、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。

<この記事を書いた育毛カウンセラー>
育毛カウンセラー吉本
先日、初めて赤紫蘇でジュースを作りました。リンゴ酢で作ったらとてもきれいな色になり、飲むときにうっとりしています。
この紫蘇ジュースで今年の夏はバテずに乗り越えたいです。