冬の髪トラブル解消!静電気に負けない育毛ケア

冬の乾燥した空気は、頭皮を乾燥させるだけではなく、「パチッ」と不快な静電気も発生させます。この静電気には悩まされますよね。でもこの静電気、実は頭皮にもダメージを与えることもあるのです。
今回は、育毛カウンセラーも実践している静電気対策についてご紹介します。

静電気の頭皮への影響

髪の毛に発生した静電気は、毛先から根元へ伝わり、チリやほこりを引き寄せたり、頭皮が汚れやすくなって乾燥や炎症を引き起こします。そのため、静電気対策をおこなうことは冬の育毛ケアではとても大切です。

静電気対策

空気が乾燥していると、髪が乾燥しやすくなり、それが静電気を引き起こしやすくします。
ですので、髪に十分な水分を与え、保湿を心がけることで、静電気の発生を抑えることができます。
これから、保湿と静電気を起こさないための対策をご紹介します。

静電気が起きにくいブラシを使う

猪毛や豚毛のブラシつげなどの木製ブラシを使いましょう。
頭皮はつげのブラシ、髪の毛は豚毛のブラシ、という感じで使い分けるのがおすすめ。
つげのブラシは椿油でお手入れをしなければいけないので少し手間にはなりますが、頭皮に優しく、ブラシ部分にしみ込んだ椿油で髪もつやが出てきます。

育毛エッセンスの活用

毎日、育毛エッセンスを使って頭皮をマッサージすることで血行が促進され、よりスムーズに流れるようになった血流にのって栄養、酸素、水分が効率的に運ばれます。
これにより、頭皮の水分バランスも整いやすくなります。たっぷりとエッセンスを使用して、頭皮を乾燥からしっかり守っていきましょう。

保湿効果があるトリートメントを使う

静電気を防ぎながら、頭皮と髪に必要な潤いを与えるために、保湿効果のあるトリートメントを選びましょう。
「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「セラミド」の成分がおすすめです。

静電気が起きにくい服を選ぶ

インナーや洋服は静電気が起きにくい素材の組み合わせにしましょう。
綿や麻は帯電しにくい素材なので、帯電しやすい素材(ポリエステルやナイロン、アクリル・レーヨンなど)を着る場合は、下着やシャツを綿や麻にするとよいです。

静電気が発生しやすい組み合わせ:ポリエステル×ナイロン、ポリエステル×ウール
静電気が発生しにくい組み合わせ:綿×ポリエステル、ウール×ウール
(ウールは帯電しやすい素材ですが同じ素材同士だと静電気が発生しにくくなります

全身を保湿する

お風呂あがりや洋服を着るとき、ボディーオイルやボディークリームを全身につけて保湿しましょう。
ホホバオイル、スクワランオイル、アルガンオイルなどが配合されている製品がおすすめです。

静電気防止スプレーを活用する

実はラバーソールやラテックスなどのゴム底のくつは放電がされにくいので、静電気が発生しやすくなります。静電気が酷い場合は、一時的な応急処置になりますが、靴底に線電気スプレーをつけてみてください。

ハンドクリームを髪に使用するのもOK!
外出先で急な静電気が気になるときは、手を洗ってハンドクリームを髪になじませると、ハンドクリームに含まれる油分が静電気を和らげてくれます。
乾燥が引き起こす静電気から髪を守る方法をご紹介しました。
今年の冬はしっかりと静電気対策をして、頭皮と髪を冬のダメージから守っていきましょう!