育毛カウンセラーの柴口です。
前回は「シャンプー選びの基本」をお話ししましたが、今回はもう一歩踏み込み、「成分」に注目してみましょう。
“なんとなく良さそう”ではなく、“中身で選ぶ”とどう変わるのか。
読み終えたあときっと「もうこのシャンプーしか使えない!」と思っていただけるはずです。
第一弾のテーマは 「洗浄成分」 です。
ザ・シャンプーの洗浄成分 ― アミノ酸系成分をハイブリッド配合
シャンプーの洗浄成分にはいくつかの種類があります。
代表的な成分と特徴をまとめましたので、普段お使いのシャンプーと比べてみてください。
洗浄成分の種類 | 代表的な成分 | 洗浄力 | やさしさ | 仕上がり | |
高級アルコール系 (ラウレス系) |
ラウリル硫酸Na ラウレス硫酸Na |
強い | ✕ | ✕ | |
ア
ミ ノ 酸 系 |
グルタミン酸系 | ココイルグルタミン酸TEA ラウロイルグルタミン酸 |
マイルド | ◎ | 〇 |
グリシン系 | ココイルグリシンK ラウロイルサルコシンNa |
マイルド | ◎ | 〇 | |
アラニン系 | ココイルアラニンTEA ラウロイルメチルアラニンNa |
マイルド | ◎ | ◎ | |
オレフィン系(合成) | オレフィン(C14-16)スルホン酸ナトリウム | 強い | △ | ✕ | |
ベタイン系 | コカミドプロピルベタイン ラウラミドプロピルベタイン コカミドベタイン |
弱い | 〇 | 〇 | |
タウリン系 | ココイルメチルタウリンNa ラウロイルメチルタウリンNa |
マイルド | ◎ | ◎ |
The Shampooの洗浄成分は、アミノ酸系の中でも「アラニン系」と「タウリン系」の2種類をハイブリット配合。
アラニン系:ラウロイルメチル-β-アラニンタウリンNa
タウリン系:ココイルメチルタウリンタウリンNa
まずは、アラニン系成分の「ラウロイルメチル-β-アラニンタウリンNa」の魅力を詳しく見ていきましょう。
ラウロイルメチル-β-アラニンタウリンNa ― 美容液のような洗いごこち
「ラウロイルメチル-β-アラニンタウリンNa」は、一般的な洗浄成分とは一線を画す特別な存在です。
その優れた性能は、β-アラニンとタウリンNaという2つのアミノ酸由来成分が力を合わせることで生まれます。
✨β-アラニン:泡の質を高める立役者
「β-アラニン」は、きめ細かくクリーミーな泡をつくるのが得意な成分。
泡が細かいほど毛穴の奥の汚れまでしっかり吸着し、すっきり洗い上げます。
さらに泡のクッション性が高まることで、洗髪時の摩擦をやわらげ、髪や頭皮のダメージを軽減。
また、水道水に含まれるカルシウムと反応して、髪表面をなめらかに整えてくれるのも特徴です。
✨タウリンNa:頭皮と髪に潤いを与える
「タウリンNa」は、水分を守る力に優れているため、頭皮のつっぱりや髪のきしみを防ぎます。
洗い上がりはしっとりなめらかで、まとまりやすい髪に。
また、タウリン自体に刺激をやわらげる作用があるので、敏感肌の方でも安心して使えます。
洗ったあとに手ぐしを通すと「うるおってる〜」と感じられるような仕上がりへ導きます。
まるで美容液で洗っているような使い心地をもたらすのが、この「ラウロイルメチル-β-アラニンタウリンNa」なんです。
ココイルメチルタウリンタウリンNa ― 進化したタウリン系洗浄成分
モチモチ泡でダメージレスが魅力のタウリン系成分。
近年注目されている、アミノ酸タウリン系洗浄成分『ココイルメチルタウリンNa』をご存知ですか?
この成分は、肌に優しく、適度な洗浄力を備えているため、さまざまな肌質の方に使いやすく、多くの製品に採用されています。
しかし、もしその“さらに上”を行く成分があったらどうでしょう?
その答えが、ドクター・ケラーのザ・シャンプーに採用されている「ココイルメチルタウリンタウリンNa」です。
(「タウリンタウリン」と2回繰り返すのは間違いではありません!この“Wタウリン”こそが、すごいポイントなのです。)
「ココイルメチルタウリンNa」に“もうひとつ”タウリンが加わったら、どんな違いが生まれるのでしょうか。
1. 泡の質と持続力がアップ
タウリンは水となじみやすい性質を持つため、泡の中に水分をしっかり抱え込みます。
その結果、泡はきめ細かく、弾力のある“モチモチ泡”に。
さらに泡が長持ちするため、シャンプー中ずっと豊かな泡が続き、髪や頭皮を摩擦からやさしく守ります。
2. 仕上がりの満足度が向上
タウリンは高い保湿力を持ち、髪や頭皮のうるおいを守りながら洗浄します。
そのため洗い上がりはきしみにくく、髪もしっとりまとまりやすくなります。
またタウリンは髪や頭皮に残りにくいため、すすぎはすっきり。
ベタつきやヌルつきが残らないのも大きな特長です。
このように、「ココイルメチルタウリンタウリンNa」は、「ココイルメチルタウリンNa」が持つマイルドさに、泡立ちの良さと仕上がりの満足度をプラスした、まさにハイブリッドな洗浄成分と言えるのです。
ハイブリッド配合だから、“落とす力”と“守る力”を両立!
余分な汚れはしっかり落とし、大切なうるおいは逃さない。
2種類のアミノ酸成分のハイブリッド配合で、“落とす力”と“守る力”を両立できるからこそ、洗うたびに髪と頭皮のコンディションが底上げされていきます。
『夏は汗や皮脂が気になるからスッキリ系を選んで…冬は乾燥するから保湿重視にして…』
そんなふうに季節ごとにシャンプーを迷っていた方でも、オールシーズン迷わず、心地よく使えます。
😍 朝起きて髪を触った瞬間に「今日もツヤツヤ!」と気分が上がる。
🍀 パサつきや老け髪に悩んで帽子で隠していた毎日とGOODBYE。
👌 友人に「シャンプー変えた?」と聞かれる機会が増える。
そんな“うれしい変化”が次々に訪れます。
「美容液で髪を洗う」という新しい体験。
毎日のシャンプータイムが、髪を磨き上げる贅沢な美容時間に変わること間違いなしです✨
――気づけばきっと、もう他のシャンプーには戻れなくなっているかもしれません🍀次回は、『美しく髪を保護する成分』にフォーカスしてお届けします。