ブラシの選び方を紹介!髪タイプ別ケアガイド

髪をとかす時、どんなブラシを使っていますか?
髪の美しさを引き立てるためには、髪質や用途に合った正しいブラシを選ぶことが重要です。
この記事では、各ブラシの特徴や選び方に焦点を当て、美しい髪を手に入れるためのコツをご紹介します。

髪質別ブラシの選び方

髪質によって、おすすめするブラシの種類が異なります。

普通毛向け:クッションブラシ

普通毛の方にはクッションブラシがおすすめです。
ヘアオイルと組み合わせることで髪のツヤがアップし、夜寝る前や朝のスタイリングにも最適です。天然毛を使用したものは、髪に油分が含まれており、自然なツヤを引き出します。

硬毛・太毛向け:ロールブラシ

硬くて太い髪の方には、ロールブラシがおすすめ。ドライヤーでのスタイリング時、毛先にカールをつけるのに最適です。太くて硬い髪には猪毛とナイロン製が、細くて柔らかい髪には豚毛と軟豚毛がピッタリです。髪質に合わせて選びましょう。

細毛・軟毛向け:デンマンブラシ

細くて柔らかい髪の方には、デンマンブラシが適しています。適度な重さと大きなブラシ面で、ストレートやハーフカールを作るときに活躍します。
髪の量が少ない方やロングヘアで絡まりやすい方にも扱いやすい形状となっています。

くせ毛・パーマヘア向け:スケルトンブラシ

くせ毛やパーマのスタイリングにおすすめのスケルトンブラシ。ピンの目が荒いので手ぐし通しの仕上がりになります。
髪の毛が絡まりやすく、パーマやくせ毛の方にも最適です。手軽に自然な崩しスタイルを楽しむことができます。

頭皮マッサージに最適:パドルブラシ

シャンプー前のブラッシングや頭皮マッサージに適したのがパドルブラシです。
丸いピンが絡まりついた抜け毛を取り除き、クッション性が頭皮を刺激します。お風呂上がりや頭皮マッサージにも最適で、クッション性とまとまりの良さが特徴です。

ブラシの素材にもこだわりましょう!
木製のブラシは、プラスチック性よりも静電気が起きにくく、髪へのダメージが少なくなるのでおすすめです。

髪質に合わせたブラシ素材

ブラシ素材の中でも動物毛ブラシは、適度な油分が髪に浸透し、ツヤを与えてくれるので人気です。
さらに、人間の髪と性質が似ているため、プラスチック性と比べて静電気が起きにくく、キューティクルへのダメージが少なく、髪がパサつきにくいという特長があります。

豚毛:細毛・軟毛に最適

豚毛はコシが強く、髪に良い影響を与えます。特に、ボリュームを出しやすい「スケルトンブラシ」が豚毛の特性を生かした使いやすいブラシです。髪にハリとコシをプラスしながら、スタイリッシュな髪型を手に入れましょう。

猪毛:硬毛・太毛にぴったり

猪毛は太く弾力があり、剛毛の方に最適です。髪をしっかりとまとめながら、艶やかな仕上がりを実現するには、「デンマンブラシ」がおすすめです。ブロー中でもボリュームを落ち着かせつつ、なめらかな質感を保ちます。

樹脂素材:くせ毛・パーマヘアに効果的

くせ毛には特に樹脂素材を使用した「ロールブラシ」が有効です。ドライヤーの熱に強く、くせを伸ばしながらスタイリングできます。適切なブラシを使用することで、くせ毛が自在にコントロールされ、自然なスタイルを手に入れることができます。

頭皮と髪に優しいブラシの選び方

パドルブラシの頭皮マッサージ効果

パドルブラシは根元がクッションになり、弾力があります。これにより、心地よい刺激で頭皮をマッサージすることができます。濡れた髪でも安心して使用でき、1本でマッサージ、ドライ、ブローの3つの役割をこなす優れものです。頭皮の血行を促進し、健康的な髪の成長をサポートします。

スカルプブラシでこめかみと生え際ケア

スカルプブラシは顔回りにフィットする形状が多く、こめかみ・生え際のマッサージ&リフトアップに効果的です。シャンプー前にブラッシングすることで、毛穴が開きやすくなり、シャンプー時に毛穴の汚れが取りやすくなります。

濡れた髪には粗めのブラシがおすすめ!
目の細かいブラシだとキューティクルを痛めてしまいます。
洗髪後は、粗めのブラシ(デンマンブラシなど)や、コームを使って髪を整えてからドライヤーで乾かしましょう。

自分の髪質やスタイリングに合わせて適切なブラシを選び、毎日のヘアケアに活かしてくださいね。