湯船につかってリラックス!美髪へ導く、入浴術のすすめ

一日の締めくくりにおすすめなのは、やはりお風呂ですね。
疲れた日はシャワーで済ませがちですが、湯船に浸かって体を芯から温まるとほっとします。シャワーだけでは得られないリラックス効果や体全体を温めることにより血行促進が期待でき、特に冷え性の方には効果的です。
湯船に浸かることで、一日の疲れを癒しつつ、髪にも良い影響があります。
今回はそのメリットやポイントをご紹介します。

湯船につかることのメリット

入浴の「温熱、水圧、浮力」の作用が育毛によい効果を与えてくれます。
温熱作用:血流を促進し、頭皮に栄養を行き届かせる効果があります。
水圧作用:温熱作用と同じく血流を刺激するので頭皮の血行促進に役立ちます。
浮力作用:筋肉の緊張をほぐしてくれるので、リラックス効果が得られます。
ほかにも、入浴は睡眠の質を高める効果もあります。

お湯の温度は「ぬるま湯」で!

35〜40度のぬるま湯25~30分入浴するように心がけましょう。
42度以上は興奮状態になってしまい、目が冴えて眠れなくなってしまいます。
ぬるま湯にゆっかり浸かるとリラックスすることができて、疲れを癒すことが出来ます。

入浴は寝る「2時間前」がベスト!

入浴は就寝の2〜3時間前が理想的とされています。なぜなら、人間は深部体温(体の中心部の体温)が下がると、より質の高い睡眠に入りやすくなるからです。
入浴後、体温は上昇しますが、時間とともに徐々に低下していきます。この深部体温の低下が、質の良い眠りにつながります。
就寝後3〜4時間後に、育毛に大切な成長ホルモンが多く分泌されます。寝不足や質の悪い睡眠がつづくと成長ホルモンが十分に分泌されず、健康な育毛が妨げられてしまうのです。

湯船中のマッサージ

湯船につかっている間に、頭皮のマッサージもおこないましょう。指の腹を使って、耳の上から後頭部に向かって動かします。ここは血管が多く通っているので、髪や頭皮に栄養が行き届きやすくなります。
冬は身体が冷えやすいので、肩や首がコリやすくなります。湯船中にやさしく身体をほぐしてあげて、全身の血行をよくしてあげましょう。

おすすめの入浴剤

「炭酸入り」の入浴剤がおすすめです。炭酸入りの入浴剤には、血行促進・冷え性改善・むくみ予防・疲労回復といった嬉しい効果がたくさんあります。
血行が良くなることで髪の毛に必要な栄養や酸素が行き渡り、健康な髪になれるのです。このように、髪にも良い影響をもたらすので、美髪にもおすすめです。
好きな香りにすることで、さらにリラックス効果が高まります。

 

 

今回は湯船に浸かることのメリットについてお伝えしました。ドクター・ケラーのスタッフも、シャワー派が多いのですが、最近は寒くなってきたので湯船につかってます、という人も増えました。
毎日の忙しさでなかなかゆっくりする時間が取れない方も多いと思いますが、週に1,2回程度、特に休日前に湯船タイムを設けてみてはいかがでしょうか?
年末年始はお風呂にゆっくり浸かりながら、心地よい時間を過ごしましょう。