残暑の厳しい頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
まだまだ暑い日が続きそうなので、熱中症には十分お気をつけください。
そんな暑さ厳しい夏は、頭皮や髪にとっても過酷な季節です。
夏の間に受けるダメージをケアしながら美しい髪を保つためには、シャンプー選びや正しい洗髪方法も、もちろん大切ですが、
夏に起こりがちな「頭皮のかゆみ、べたつき、毛穴の詰まり、ニオイ、フケ、抜け毛」といったお悩みも、正しい『すすぎ』をマスターすることで改善できる可能性もあります!
そこで今回は、シャンプー後の正しい『すすぎ』方をご案内します。
シャンプーの泡を流す時は洗面器派?それともシャワー派?
髪の毛がたくさん生えている頭皮は、しっかりと洗い流しているつもりでも、髪に邪魔されてしまい、地肌まで十分にすすげていない可能性があります。
毎日洗髪をしているのであれば、ある程度の汚れは取り除かれますが、皮脂や脂肪酸などの油性成分は頭皮に少しづつ蓄積されていきます。
そうすると洗髪後、髪を乾かした時に髪の根元がべたついたり、頭皮にかゆみやフケが出たりなどのトラブルが起こりやすくなってしまいます。
①シャワー派(固定して洗うのはNG?!)
シャワーを固定したままだと、髪を「なで洗い」「なですすぎ」しているだけになっている可能性が考えられます。
シャワーを固定して額から浴びている場合、髪の表面は流せても後頭部の地肌まではしっかりと流せていません。また、シャワーに背を向けて後ろ向きに洗っている場合でも、生え際にシャンプーの泡や汚れが溜まってしまうことがあります。
最初はシャワーを固定していても大丈夫ですが、ある程度、泡を流した後は手に持ちかえてください。そしてシャワーヘッドを頭皮に当てながら「後頭部、襟足、おでこ、生え際」をしっかりと時間をかけて洗い流すようにしてください。
美容室の方がやってくれるように、シャワーヘッドを頭皮に当てて「タプタプ」するイメージで洗うと地肌まで綺麗に洗い流すことができます。
②洗面器だけでは、洗い流せていない!?
洗面器だけでは、細かい部分まで十分に洗い流すことができません。髪の表面はすすぐことができても、頭皮や髪の内部までは洗い流せていないことが多いです。
そのため最初は、洗面器を使ってすすぎをおこない、最後はシャワーを手に持って、しっかりと頭皮や髪をすすぐようにしてください。
すすぎが十分かどうかを確認する方法
洗髪後に髪が「つるつる」「スベスベ」している場合、すすぎが足りていない可能性が高いです。
シャンプーの洗浄成分で、せっかくキャッチした頭皮の汚れや皮脂などの油性成分も、すすぎがしっかりできていないと、シャンプーの泡と一緒に頭皮に残り、頭皮トラブルの原因になってしまいます。
そのため、ぬるつきがなく『キュッ』と指が止まるまで、しっかりと洗い流すようにしてください。
・耳の後ろ
すすぎ湯が通る部分なので、すすぎが足りていないと耳の後ろに汚れが溜まりやすくなります。髪のない部分ですが、こちらもぬるつきが無くなるまでしっかりと洗い流しましょう。
・後頭部~襟足
同じ姿勢で洗っていると、後頭部や襟足はすすぎにくく、すすぎ残しが出やすい場所です。首や頭を少し傾けながら、すすぎ残しがないかチェックし、しっかりと洗い流していきましょう。
もしも「すすぎ」が足りてなかったかも..と感じた場合は、今回ご案内したことを参考に、ぜひ今夜から試してみてください。
1日の終わりに、しっかりと汚れを落としてから眠りにつくことで健康な髪が生えやすくなり、夏が終わってもボリュームのあるサラサラな髪を手に入れることができます。
いくつになっても「綺麗だね~」と言ってもらえるように、一緒にケアを頑張っていきましょう!
<この記事を書いた育毛カウンセラー:國武>
私は先日、避暑地に滝を見に行きました。大自然の中でのんびり過ごしながら、お昼には念願のヤマメの塩焼きも食べることができました。今年の夏も良い出を作ることができたので、足を運んでみてよかったです。