暑い日でも「冷え」に要注意!食材と冷え対策で髪を守ろう!

暦の上ではもう秋ですが、まだまだ暑い日が続いていますね。つい冷房をきかせすぎたり、アイスクリームや冷たいドリンクばかり飲んでいませんか?
「そうかも」と感じた方、知らぬ間に体が冷えているかもしれません。「冷え」は意外と見逃されがちな問題で、健康そして髪にも影響を及ぼすことがあります。
そこで今回は、暑い日でも気を付けて欲しい「冷え対策」をお伝えします。

体の冷えが与えるリスク

体が冷えると、疲れやすくなったり、肩の凝り・頭痛やイライラの増加、おなかの不快感、また足のむくみを感じたりします。そうした不調や血行不良によって、薄毛や細毛、抜け毛の原因にもなるのです。

体が冷えているかチェックしよう

「冷え」のチェック方法は簡単。
お腹や二の腕、おしりなどを触ってみて「冷たい」場合は内臓が冷えているサインです。気になる部分の冷たさを感じたら、冷え対策を考えてみましょう。

食材で体の冷えを撃退!

食材の力を借りて冷え対策をしましょう。ここでは体を温める・冷やす働きのある食材をご紹介します。

体を温める食材

寒い地域で育つものや秋〜冬に旬を迎える「生姜・ネギ・にんにく・唐辛子・かぼちゃ・玉ねぎ・しそ・ニラ・カブ・ニンジン」などがオススメ。肉類では羊や鶏肉、魚類ではエビやアジ、ウナギ、イワシも効果的です。

体を冷やす食材

夏野菜の「トマト・きゅうり・ナス」などは体の熱を下げる作用があります。また、冬野菜の大根や白菜も体を冷やす野菜です。肉類では馬肉、牛肉、魚類ではマグロやカニ、牡蠣、海苔、あさり、シジミなどが挙げられます。

バランスよく摂りましょう!

体を冷やす食材だからといって、「食べてはだめ」ということではありません。
体を温めてくれる野菜やたんぱく質、薬味スパイスなどと一緒に食べることで冷えにくくなるので、上手に組み合わせてみてください。

しょうが湯でお手軽に冷え対策
しょうがを加熱すると「ショウガオール」という熱をつくり出す成分が増加します。おろししょうがにお湯とはちみつを加えて作るしょうが湯が、手軽でおすすめです。ショウガオールには体を温める効果があり、内臓の冷えからくる不調を緩和してくれます。

血流をスムーズに!座りっぱなしには要注意

座っている時間が長いと、下半身の筋肉が固まって血流が悪くなります。オフィスでも自宅でも、1時間に1回は立ち上がるようにしましょう。体を動かすことで筋肉が活性化し、血流の改善に繋がります。
座ったままかかとを上下したり、手のひらを広げたり握ったり(グーパーするように)することでも末端の血流が良くなるのでおすすめです。
血行が活発になると体温の調節がスムーズになるので、冷え対策として効果的です。

シャワーでもぽかぽか!暑い季節でも温かい体をキープ

暑い日だとついおっくうになってしまう入浴。
普通にシャワーを浴びるだけでは、温め効果は気休め程度です。以下の6つのポイントを押さえて、暑い季節でも手軽にぽかぽか具合を格段に高めましょう!

夜にシャワーを浴びる:夜はリラックスしてくれる副交感神経が優位になります。夜に浴びることで体をリラックスさせて冷えを解消しましょう。
お湯の温度は42℃:お湯の温度を上げることで、シャワーからの温め効果を最大限に引き出します。
シャワーの時間は15分程度:十分な時間をかけてシャワーを浴びて体を温めましょう。節水機能のついたシャワーヘッドもおすすめです。
入浴剤入り足湯をプラス:部分浴でも温め効果が持続します。さらに入浴剤を入れることで一層リラックスできます。
肩甲骨まわりを温める:シャワーで肩甲骨まわりを集中的に温めて褐色脂肪細胞を活性化させ、体温を上げましょう。
浴室内で体を拭いてから出る:体がぬれたまま脱衣所に出ると、体が冷えてしまいます。しっかりと体を拭いてから出るようにしてください。

ご紹介したことに気を付けて、これからの季節、髪と体の健康をしっかりとサポートしましょう。温かさを保ちつつ快適な時を過ごすために、ぜひ今日から実践してみてくださいね!