前回は「質の良い睡眠」のためのポイントをお伝えしましたが、いかがでしたか?
今回は質の良い睡眠をサポートする「ストレッチ法」に焦点を当てたいと思います。
誰にでもできる簡単な「ストレッチ法」をご紹介しますので、ぜひ眠る前に取り入れてくださいね!
ストレッチと睡眠の関係
人間の体は、体温が下がると自然と良い眠りに誘われます。だからこそ、寝る1時間くらい前に体温を上げておくことがポイントです。
そこで「寝る前のストレッチ」がおすすめです。ストレッチは筋肉を優しくほぐすことで血流を良くし、体温を上昇させる効果があります。
日々の忙しい生活、長時間のデスクワーク、立ちっぱなしの通勤時間。これらのストレスは、私たちの体にたまっていきます。だからこそ、寝る前のストレッチで、日中の体の緊張をほぐしていきましょう。
ストレッチの効果
ストレッチは筋肉をほぐして血流を良くするほか、副交感神経の働きを高め、リラックスさせる効果もあります。そしてこの副交感神経が優位になると、質の良い眠りにもつながります。睡眠前のストレッチは、まさに質の良い睡眠への準備時間なのです。
眠りに誘う、おすすめのストレッチ方法
体の緊張をほぐすストレッチ
1.全身の力を抜いて横になりましょう
2.深呼吸(鼻から吸って(4秒)口からゆっくりと吐く(8秒ほど))を5回ほど繰り返します
3.その後、手と足をぐっとのばし、そのまま深呼吸を3~5回ほど繰り返します
背中ほぐしのストレッチ
1.両ひざをぐっと抱えて15秒ほどリラックスした状態で保ちます
2.続けて両ひざを抱えたままゆっくりと左右に体を揺らします。こうすることで腰と背中がほぐれます
お尻ほぐしのストレッチ
1.両ひざを立てて、片方の足をもう片方の足の膝にかけます
2.そのまま立てている方の足を胸の方に引き寄せ30秒キープします
※股関節や腰、膝に痛みがある人は足の引き寄せはせず、最初の状態でキープするだけでもOKです
ふくらはぎのストレッチ
1.仰向けになり、片方の足にタオルをひっかけます
2.そのまま膝を伸ばした状態で足を胸の方に引き寄せます
※痛みが出る場合は無理をせず、少し膝を曲げても大丈夫です
また、ストレッチ中に痛みが出る場合は無理をせず、「いた気持ちいい」くらいの力加減でおこないましょう。
ほかにも肩甲骨や股関節のストレッチも効果的です。寝る前だけではなく日中も気が付いたとき、時間ができたときに肩や首を回したり、軽い屈伸運動をすると筋肉の緊張がほぐれ体が楽になります。
それが眠りやすい状態につながるので、体を動かすことを意識しながら過ごしてみてください。
質の高い眠りを叶えるためのストレッチ法をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
美髪を手に入れるために、寝る前のストレッチケアで質の良い睡眠をうながしてくださいね。