こんにちは、育毛カウンセラーの吉本です。
寒い冬は体の冷えや乾燥によって便秘になりやすい季節ですが、実はこの便秘、髪にも影響を与える可能性があることを知っていますか？
今回の【美髪の健康塾】では、便秘と髪の健康の関係、そして便秘を防ぐための具体的な方法を解説したいと思います。
＜なんで冬は便秘になりやすいの？＞
冬は寒暖差によるストレスや、夏に比べて水分補給の回数が減ることで、体内が水分不足になりがちです。
この水分不足によって、腸内の便が固くなり、排出されにくくなるのです。
さらに、体が冷えること血管が収縮し、血行が悪くなる、腸のぜん動運動が鈍くなるなど、様々な理由が重なって、便秘を引き起こします。
＜便秘になると髪の毛によくないの？＞
便秘が必ず抜け毛や薄毛の原因となるわけではありません。
でも便秘が長引いたり、いつも便秘がちだと腸から栄養が吸収されず、髪が細くなったり抜けやすくなることが考えられます。
つまり、便秘を防ぐことは育毛ケアの一環ともいえるのです。
＜便秘を防ぐための生活習慣＞
しっかりと水分補給
喉が渇いたと実感しにくい冬ですが、夏と同じようにこまめに水分を摂りましょう。
冷たい飲み物ではなく、温かいお茶やスープがおすすめです。
体を温める
冷えは便秘の大敵。以下のような方法で体を温めましょう。
●腹巻やマフラーでお腹や首元を保温
●アームウォーマーやレッグウォーマーで手首・足首をカバー
●特に首回りを温めることで全身がポカポカします。
おなか（腸）を温める
免疫は腸の健康が支えていると言っても過言ではありません。
そのため腸を温めることが便秘だけではなく免疫力アップにも効果的です。
腹巻や湯たんぽなどを使い、腸を冷やさない生活を意識しましょう。
適度な運動を心がける
運動不足は腸の動きを鈍らせ、便秘を引き起こす原因になります。
血行を促し、腸を刺激するためにも、以下のような運動がおすすめです。
● ウォーキングや軽いジョギングを日常に取り入れる
● ストレッチやヨガで体を温め、腸の動きをサポート
● 階段の上り下りやかかとの上げ下ろしなど、手軽なながら運動を習慣化する
＜美髪の健康塾特製レシピ！「豆乳キムチ鍋」＞
便秘予防や腸活におすすめのレシピとして、体を芯から温める「豆乳キムチ鍋」をご紹介します。
発酵食品や根菜類をたっぷり使ったレシピで、体の内側から美髪をサポートできますよ。
材料（2〜3人分）
だし：300ml
豆乳：300ml
味噌：大さじ1〜2（お好みで調整）
キムチ：お好みの量（1〜2カップ程度）
野菜（キャベツ、白菜、ニラ、長ネギなど）：適量
豚肉：150g程度
きのこ類（しめじやエリンギなど）：適量
豆腐：1丁
ごま油：大さじ1
コチュジャン：好みで
作り方
・野菜や肉、きのこを食べやすい大きさに切る。
・鍋にごま油を熱し、豚肉とキムチを炒める。好みでにんにくを加えると香りもうまみもアップします。
・だしと味噌を鍋に加え、野菜ときのこを入れて煮込む。野菜が柔らかくなるまで煮込んでください。
・豆腐を加え、最後に豆乳を加える。
※豆乳は分離しやすいので弱火で煮込みましょう。
※味を見て、お好みでコチュジャンを入れてください。
・味を整えて完成！
この鍋は、キムチのピリ辛風味と豆乳のクリーミーさが絶妙にマッチします。
豚肉でタンパク質を補給し、発酵食品のキムチや味噌で腸活もばっちりです。
冬は頭皮と髪のケアに加えて、体の内側からの健康管理も重要です。
まだまだ寒さ厳しい冬は続きますので、しっかりと体を温めて便秘知らずの元気な髪を育てる生活を始めてみませんか？