【美髪の健康塾④】食事が美しい髪の決め手!美髪のための栄養塾

こんにちは。育毛カウンセラーの吉本です。

頭皮や髪の毛のために、食生活が大切というのはなんとなく知っていると思います。
「私の髪は私が食べたものからできている」
つまり、強くて美しい髪の毛を育てるにはバランスのいい食事をとることがとても重要です。

でも「バランスのいい食事って何?」と思われる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、頭皮や髪の毛のために食べたい食材や栄養について説明したいと思います。

美髪によい栄養素

タンパク質

タンパク質は髪の毛の主成分。美しい髪の毛のためには必要不可欠な栄養素です。
◎主な食材:鶏肉・豚肉・牛肉・魚・大豆製品(豆腐や納豆)・乳製品など
冬が旬の魚:ブリ・アンコウ・カレイ・真鯛・ヒラメなど

ビタミンE

血行促進や抗酸化作用によって頭皮環境を整えます。
◎主な食材:アーモンド・アボカド・オリーブオイル・卵など
冬が旬の食材:かぼちゃ・ブロッコリーなど

ビタミンC

コラーゲンの生成を助けたり血行促進にアプローチします。また強い抗酸化作用があるので、頭皮を酸化ダメージから守ります。
◎主な食材:野菜や果物に多く含まれる。レモン・オレンジ・ブロッコリー・ピーマンなど
冬が旬の食材:大根・ほうれん草・ブロッコリー・かぶ・長ネギ・レンコンなど

亜鉛

亜鉛にはタンパク質を髪の主成分である「ケラチン」の生成を助けます。
またヘアサイクルを整える働きがあるので、強い髪の毛を育てるために必要な栄養です。
◎主な食材:牡蠣・レバー(豚・鶏・牛)・大豆製品・煮干しなど
冬が旬の食材:牡蠣

ビオチン

ビオチンは髪や爪の生成を促進し、健康的な状態を保ちます。
◎主な食材:卵・アボカド・大豆・ナッツなど

この他にもビタミンB群ビタミンDなどのビタミン類カルシウムや鉄分などのミネラルオメガ-3脂肪酸などの質のいい脂質など、様々な栄養素が必要です。
いろいろな食材を食事に取り入れ、幅広い栄養をバランスよく摂るようにしましょう!

育毛カウンセラー吉本がおすすめするメニュー

豚汁

豚汁は豚肉と大根やニンジン、ゴボウなどの根菜、しいたけや舞茸、しめじなどのキノコ類、こんにゃく、豆腐などいろいろな材料をコトコトと煮て、お味噌で味付けをする日本の伝統的な料理です。
根菜類は体を温め腸内環境を整えますし、豆腐や味噌は大豆イソフラボンが含まれるので女性ホルモンを整えていきます。
これからどんどんと寒くなっていく冬にぴったりのメニューです。
私は冬に限らず1年を通して何度も豚汁を作り、七味唐辛子をかけたり、柚子胡椒で爽やかな辛さにしたり、コチュジャンを入れて韓国チゲ風に、など味変をして楽しみながら食べてます。

サーモンとほうれん草のクリーム煮

タンパク質とアスタキサンチンを含むサーモンと、ビタミンCや鉄分、ビタミンB1などのビタミン類が多いほうれん草のクリーム煮は、栄養がたっぷりなのと、体が温まるので寒い冬にはぴったりのメニューです。
キノコやパスタも入れてサーモンとほうれん草のクリームパスタにしてもおいしいですね。

育毛ケアや美容、健康のために「これを食べたら絶対に効果がある!」というものはありません。
逆に絶対に食べてはいけないもの、というものもありません。

育毛ケアにいいとされる栄養でも摂りすぎは注意しないといけないのです。
自分の体質や好み、季節の旬の食材などにあわせていろいろな栄養をバランスよく摂ること、これがとても重要です。

美味しく食べながら美髪を育てていきましょう。
もっと詳しく知りたい!などがありましたら、いつでもドクター・ケラー育毛カウンセラーに聞いてくださいね。