【美髪の健康塾】簡単セルフケアで血流アップ!今日からできる美容習慣

年々、髪が細くなり、白髪が増えてきた…。昔のようなハリやコシがなくなり、スタイリングも決まりにくくなったと感じることはありませんか?こうした髪の変化や悩みの大きな原因の一つが、「頭皮の血行不良」です。

ではなぜ、頭皮の血行が髪のお悩みに繋がるのか今回、詳しく解説していきます。

頭皮の血行が悪くなると、髪にどう影響するか

髪は、毛母細胞の分裂によって成長しています。そして毛母細胞は毛乳頭から供給される栄養と酸素に支えられています。そのため、頭皮の血流が悪くなると、その供給が滞り、ハリ・コシの低下、抜け毛、うねり、白髪などの原因になります。また、顔と頭皮は1枚皮でつながっているので、頭皮の血行不良により顔のくすみ・たるみなどにも繋がります。

自覚を促す頭皮の血行不良のサイン!

頭皮を押すと硬く、弾力がない



上記チェックリストに複数当てはまる場合、血行が悪くなっている可能性が高いです。血行不良は頭皮や髪の悩み以外にも老化や健康面にも影響を及ぼします!体からのサインを見逃さず、早めのケアを心がけましょう!

血行を促進する具体的な方法

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頭皮には血行を促してくれる筋肉がほとんどないので、血行不良になりやすい場所です。そのため毎日2回(朝・晩)デバイスで頭皮マッサージをおこない血行を促進してあげましょう。

なぜ1日2回のお手入れが必要なのか
デバイスの効果的な使い方
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、全身の血流を支える重要な役割を担っている部分です。運動不足や体の冷え、長時間同じ姿勢のままでいると、ふくらはぎの血行は悪くなってしまいます。そして全身の血流も滞ってしまうので、適度な運動(ウォーキング)や座ったままでできるかかとの上下運動などのストレッチを毎日無理のない範囲で取り入れ、ふくらはぎの筋肉を定期的に動かしてあげましょう。

ふくらはぎのストレッチ
体の水分が足りないと、血液がドロドロになって流れが悪くなり、頭皮に十分な栄養や酸素が届かなくなります。1日に必要な水分量は1.5〜2リットル程。喉が渇いたと思う時はすでに水分が不足していることが多いので、こまめに水分を補給しましょう。

おすすめの飲み物
食事から栄養を補給することで、血液の流れを良くすることもできます。血液をサラサラにする働きがある「納豆、亜麻仁油、エゴマオイル、青魚、梅干し、緑茶」などの食材を積極的に摂取していきましょう!

美髪のための栄養ガイド
質の良い睡眠は血行促進に繋がり、心身のリラックス効果にも期待できます。また血管の緊張をほぐし、血行が促進され、心身の疲労を回復したり自律神経のバランスを整える効果もあります。

 睡眠の質を上げる最新ワザ①
睡眠の質を上げる最新ワザ②
湯船につかり体が温まることで血管が広がり血流が改善されます。全身に血液が行き渡ることで、新陳代謝もUPします!ほかにも水圧や浮力により、むくみ改善やリラックス効果を得ることもできるので、血行促進以外にも美容や健康にも良いんです!そのためなるべく湯舟につかるようにしてみてください。

おすすめの入浴剤
美髪へ導く入浴術
血流を一時的に促進する効果が期待できる着圧ソックスなどもありますが、長時間の着用や締めつけの強いものは、血行を悪化させる可能性があります。そのため血行促進し健康を維持するためには、タイトなものは避け、ゆったりとした服装を選ぶように心がけましょう。

全身の血行が頭皮ケアの効率を高める!

つい頭皮の血行だけを改善しようと考えてしまがちですが、体中の血管はすべてつながっているので、頭皮だけケアしても、全身の血行が良くないと十分な効果を得ることはできません。

そのため運動や食事、生活習慣を見直すことも、太くて抜けにくい丈夫な髪を育てるための土台(頭皮)づくりには欠かせません。

特に、ふくらはぎや太ももなど大きな筋肉を動かしてあげることで、下半身に滞りやすい血液を心臓へ押し戻す“筋ポンプ”の役割を果たし、全身の血行を促進するのに効果的です!

この機会に自分の思い描く、理想のヘアスタイルを目指し、全身の血行を促進していきましょう!