ジメジメ梅雨も怖くない!梅雨時期の洗髪術とおすすめのシャンプー選び

ジメジメとした梅雨の季節は、髪の広がりやうねりに悩む方が多いですよね。
前回は梅雨に起こる頭皮と髪のお悩みと、その原因についてお話しました。
蒸し暑い梅雨の時期に起こる髪や頭皮の悩み・原因を知り、抜け毛を予防しましょう!▶

そこで今回は、梅雨時期にぴったりの洗髪時のポイントや、おすすめのシャンプー、そして正しい髪の乾かし方についてご紹介します!

【梅雨におすすめすっきり洗髪のコツ】

①正しい洗髪方法

梅雨の湿気に負けないためにも、正しい方法で髪を洗うことが大切です。
正しい洗髪方法は、以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。
美しい髪への近道!正しい洗髪方法▶

②洗い過ぎないようにする

洗い過ぎると頭皮を守るために必要な皮脂も奪ってしまいます。汗やベタつきが気になるからといって何回も洗うのは控えめにしましょう。

③梅雨の頭皮トラブルに合わせたシャンプーを選ぶ

梅雨時期の湿気対策として、保湿効果や消臭効果のあるシャンプーがおすすめです

④頭皮からしっかり乾かす

ドライヤーを使って、まずは頭皮をしっかり乾かしましょう。
これで髪の根元が蒸れにくくなります。

次に、これからの季節におすすめする「シャンプー選び」と「髪の乾かし方」について紹介します。

【梅雨の時期におすすめのシャンプー】

蒸し蒸しする梅雨でも、頭皮は乾燥しやすくなっています。そこでこの時期は
保湿効果や消臭効果のあるシャンプーがおすすめです。

保湿効果のある成分

  • ヒアルロン酸:頭皮に潤いを与え、乾燥を防ぎます。
  • セラミド:頭皮のバリア機能を高め、水分を保持します。
  • アミノ酸:頭皮の角質層を構成する成分で、髪に潤いを与え、ツヤを出します。
  • ホホバオイル:頭皮に潤いを与え、乾燥やかゆみを防ぎます。
  • シアバター:頭皮に潤いを与え、バリア機能を高めます。

消臭効果のある成分

  • 渋柿エキス:抗菌作用と消臭作用があります。
  • 緑茶エキス:抗酸化作用と消臭作用があります。
  • メントール:清涼感を与え、頭皮のニオイを抑えます。
  • 竹炭:消臭効果と抗菌作用があります。
  • ライム:殺菌作用と消臭作用があります。

【洗髪後はすぐに髪を乾かしましょう】

髪や頭皮が濡れたままだと、頭皮が蒸れてしまい、雑菌が繁殖しやすくなりかゆみや炎症、フケが発生しやすくなります。洗髪後はすぐにドライヤーでしっかり乾かすことが大切です。

  1. シャンプー後は丁寧にタオルドライで水気を取り、ドライヤーでしっかり頭皮から乾かしましょう。
  2. まずは根元を中心の強めの温風で一気に8割程度乾かします。(このとき20cmほど離しましょう)
  3. 全体がある程度乾いたら、弱めの温風に切り替えて、前髪や毛先までしっかり乾かします。
  4. 最後に冷風で髪表面とキューティクルを整えれば、ツヤツヤの仕上がりになります。

詳しい方法は以下の記事を参照にしてください。
髪の乾かし方で悩まない!正しいドライヤーの使い方

【ついやりがちなNG行動】
×かゆいので、頭皮を擦るようにごしごし強く洗う
頭皮や髪の表皮を刺激しダメージを与えたり、髪の紫外線への抵抗力も奪ってしまいます。
×頭皮がべたつくので、熱いお湯で髪を洗う
シャワーの温度を高くすると、頭皮を守ってくれる必要な皮脂も洗い流してしまい、乾燥しやすくなります。
×暑くて汗をかきたくないので冷たい水で頭を洗う
蒸し暑い梅雨や夏は少しでも涼しくなりたい気持ちはとてもわかります。でも水で洗うだけでは頭皮についた汚れや汗、整髪剤などを落としきれず頭皮トラブルの原因になります。また、分泌された皮脂がかたまり頭皮に残ることもあります。
洗髪の時だけは38℃~39℃の適温でしっかりと洗い、最後に水で流すといいでしょう。
×自然に乾くと思ってすぐにドライヤーをかけない
濡れたままの状態だと蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。洗ったらすぐに乾かして清潔時な状態にしましょう。

 

ポイント①【清涼性シャンプーについて】

梅雨や夏の時期に売っている「夏向けシャンプー(清涼性シャンプー)」には、メントール・ハッカ油・カンフルなどの成分が含まれています。

  • メントール:殺菌作用
  • ハッカ油:抗炎症作用や鎮痛作用
  • カンフル:殺菌作用や防虫効果

これらの成分は、頭皮のニオイやベタつきを抑える効果があるので梅雨や夏につかうとさっぱりします。
ただ、刺激性が強く、また揮発性が高い成分なので、長時間使用すると乾燥の原因になることがあります。そのため肌が弱い方は使い方に注意しましょう。

<使用のポイント>
・頭皮によく泡立てて洗い、すすぎ残しがないようにする
・シャンプー後は、育毛エッセンスなどの育毛剤をつけて保湿をする
・週に2~3回程度の使用にとどめる

 

ポイント②【水シャワーについて】

前述で「水シャワーはNG」と書いていますが、絶対に良くないことではありません。
冷水をかけると血管が一気に収縮します。そうすると「血行を良くしよう」と体が働きかける“寒冷血管の反射”という作用によって、血行が改善されるとも言われています。

どうしても冷たい水を浴びたい!という場合は38〜40℃で洗ってから、仕上げで冷水(15~20℃)をかけるといいでしょう。(ただし、温水と冷水の気温差が大きいと肌の負担になるので注意しましょう)

【これからの季節におすすめアイテム】

【ハッカ油】

お風呂のときに使うとおすすめです。快眠効果があり、気持ちを落ち着かせてリラックスさせる作用があります。虫除け作用もあるので布団に吹きかけるのもおすすめです。

<使い方>
①お風呂に5滴前後垂らす
②シャンプーやボディーソープに1,2滴入れる
③お風呂上りにハッカ油スプレー(水+ハッカ油1,2滴)

【ドライシャンプー】

夏は、外出先での頭皮の汗やべたつきが気になりますよね。
そんな時は水不要でいつでもどこでも手軽にリフレッシュできる「ドライシャンプー」がおすすめです。

  • ベタつきやぺたんこが気になるとき
  • 汗をかいたとき
  • 気分転換に

スプレータイプ、シートタイプなど持ち歩きに便利なものもあるので、バッグやポーチの中に入れておくといつでも使えて便利です。
私たち育毛カウンセラーも常備してます。

【薬用育毛エッセンス】

頭皮をすこやかな状態に保つ働きがあるので、朝・夜だけではなく、外出時や帰宅時にも使うと、紫外線や汗から頭皮を守ってくれるのでおすすめです。

  • ニンジンエキス:血行を良くする
  • センブリエキス:毛母細胞の活性化・抗炎症作用・血行促進
  • グリチルリチン酸ジカリウム:抗炎症・抗アレルギー・消炎作用・フケ・頭皮のかゆみ緩和

 

梅雨の時期は湿気との戦いですが、適切な洗髪方法やシャンプー選び、髪の乾かし方を工夫することで、髪のお悩みを解消できます。
また、清涼性シャンプーやハッカ油などのアイテムを上手に取り入れて、じめじめした梅雨をさっぱりと快適に過ごしてくださいね。

<この記事を書いた育毛カウンセラー>
育毛カウンセラー矢橋
近、薔薇園に行ってきました。色や形にさまざまな種類があり、眺めているだけでもとても癒されました。薔薇の時期もそろそろ終わりますが、近くの公園で咲いているのを見つけました。まだ咲いているところもあるようなので、探してみるのも楽しいかもしれません。