「抜け毛が気になる」その原因は自律神経の乱れかも?腹式呼吸で解決しよう!

今年の冬は例年よりも寒暖差が激しく、真冬のような寒さかと思えば桜が咲く頃の暖かさになる日もあります。
この寒暖差で気づかないうちに自律神経が乱れ、体に不調を感じる原因となっているのです。

この自律神経の乱れが引き起こす不調や血行不良によって頭皮の乾燥や抜け毛などの悩みが出てきてしまうかもしれません。
そこで今回はいつでも、どこでも、簡単にできる「呼吸で自律神経を整える」方法を紹介したいと思います。

自律神経とは?

自律神経は「交換神経」「副交感神経」の2つに分かれています。
わかりやすくいうと交感神経は「運動・活動モード」、副交感神経は「休息、リラックスモード」となります。
この交感神経と副交感神経のバランスが良く働いていると心身共に健康に過ごせますが、自律神経のバランスは簡単に崩れてしまうのです。

自律神経が乱れて出てくる不調の一部

・頭痛やめまい
・眠れない、眠りが浅いなどの不眠
・疲れやすいなど疲労感や倦怠感
・息苦しさ
・胃の不快感や便秘、下痢
・気分の浮き沈み
・血行不良によるからだの冷え

自律神経が乱れ、交感神経(活動モード)が強い状態が続くと、からだや脳が興奮しているのでリラックスができず疲れがたまったり、夜眠れなくなったりします。
また、交感神経が強い時は呼吸も浅くなります。
そうすると酸素をうまく取り入れられず頭痛やめまいを起こすかもしれません。
なので「あ、私今、ちょっと興奮しているかも」「なんだか疲れたな・・」と思ったら、意識して深い呼吸(複式呼吸)をしてみましょう。

腹式呼吸のやり方

①できるだけリラックスした姿勢をとります。座るかあおむけで横になることがおすすめです。
②鼻から3~4秒ほどかけてゆっくりと息を吸い、お腹を膨らませます。
③息を吸い終わったら、口をすぼめ6~8秒かけて「ふぅ~」とできるだけゆっくりと長く息をはきだします。
※夜寝る前に腹式呼吸をするときは、湯舟に入ったときに出てしまう「はぁぁぁ」という力が抜けた息の吐き方がとてもおすすめです。
④ ②と③を5回から10回ほどゆっくりと繰り返します。

腹式呼吸のメリット

腹式呼吸はリラックスやストレスを解消する効果があります。
時間や場所を選ばずにできるので、日中の家事や仕事の合間にやるといいでしょう。
特に緊張している時や強いストレスを感じたときにやると、落ち着くので本当におすすめです。
これから花粉が飛ぶ時期になるので、マスクをする人も多いと思います。
マスクをしていると、どうしても呼吸が苦しくなってきますが、室内に入りマスクを外せるようだったら腹式呼吸で深い呼吸をすると楽になります。

腹式呼吸の注意点

腹式呼吸をやりすぎると、めまいや不快感を感じることもあります。
そのような症状を感じた場合は、深呼吸をやめて普通の呼吸に戻してくださいね。

 

自律神経の乱れは体の不調、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、そして血行不良など頭皮環境にも影響してきます。
ぜひ腹式呼吸を取り入れて、頭皮や肌、健康のためにも自律神経を整えていきましょう。
他にもどうしたらいいの?など知りたいことがありましたら、ドクター・ケラーの育毛カウンセラーにお気軽にご質問くださいね。