20代頃から髪のパサつきやうねりが気になり始め、30代になると白髪や抜け毛、ボリューム不足など、髪の悩みが増えてきますよね。
実はこうした変化の背景には、頭皮環境の変化が大きく関係しています。
髪は、皮膚の奥にある「毛包」という部分で、髪を生み出す細胞によって作られていますが、年齢とともに頭皮のコラーゲンが減少し、毛包も徐々に小さくなっていきます。
その結果、髪を作る細胞の働きが弱まり、抜け毛や薄毛、うねり、白髪といった悩みにつながってしまうのです。そこで注目されているのが「ヒートショックプロテイン(HSP)」です。
あまり聞きなれないかもしれませんが、頭皮や髪のコンディションを整えるうえで重要な役割を持つ成分として、近年注目を集めています。

本記事では、ドクター・ケラーの育毛カウンセラーの視点から、「ヒートショックプロテイン」を育毛ケアに取り入れる方法について、わかりやすく解説していきます。
ヒートショックプロテインとは?
ヒートショックプロテイン(HSP)は私たちの体の中にある様々な細胞をストレスから守ってくれるタンパク質です。またヒートショックプロテインは、肌の中を守るクッションの役割をしている「コラーゲン」の生成も助けてくれるともいわれています。
ではどうやったらヒートショックプロテインを増やすことができるのでしょうか?
このヒートショックプロテインは、高い温度などに反応して増えることが知られています。つまりわざとショックやストレスを与えることでヒートショックプロテインが作られ、細胞を守ってくれるということです。
ヒートショックプロテインを増やす方法
一般的に体の中でヒートショックプロテインが作られるための温度は「約37〜41℃」です。
つまり体や頭皮を温めることで、ヒートショックプロテインを増やすことができる、ということです。
この後からは、ヒートショックプロテインを増やす方法を具体的に説明していきます。
頭皮をあたためる
ヒートショックプロテインは熱に反応します。
そこでシャンプーの前に38℃~39℃のお湯を頭皮全体にかけましょう。時間は2・3分が目安です。
シャワーの水圧で軽いマッサージ効果もありますし、シャンプー剤の前の予洗いもできますよ。
ホットタオルパック
温めたタオルで頭皮を巻くことでヒートショックプロテインを増やすことができます。
さらに頭全体の血行が良くなることで、髪や頭皮に栄養が行きわたりやすくなったり毛穴や頭皮の汚れを落としやすくなります。
頭皮の血行促進や清潔な頭皮を保つことができて、嬉しいメリットばかりです。
ホットタオルパックの詳しい方法は以下の記事を参照にしてくださいね。
効果抜群!育毛カウンセラーが実践している【ホットタオルパック】で美髪へ▶
湯船に入ってからだを温める

育毛ケアのためには、頭皮だけではなく体全体でヒートショックプロテインを増やしておくことが鍵となります。
40℃~42℃のお風呂に入ると、ヒートショックプロテインを増やすことができます。
ただし熱めのお湯に長い時間入ると体の負担になったり肌が乾燥する原因になることがあります。
お湯につかる目安としては、40℃なら20分ほど、41℃なら15分、42℃で10分ほどです。
また、炭酸入浴剤など血行促進作用がある入浴剤を入れる場合は40℃で15分程度がおすすめです。
入浴については以下の記事で詳しく紹介しています。
また、3首(首・足首・手首)を温めると保温効果が高まります。
毎日の運動やストレッチを習慣化して血流を良くする
ジョギングや水泳などの有酸素運動、筋力トレーニングの無酸素運動、どちらでもヒートショックプロテインの生成を助けます。
またストレッチは全身の血行を促進するのでヒートテックプロテインの生成を助けますが、
運動に比べると小さめです。
ストレッチ、無酸素、有酸素運動をバランスよく組み合わせるといいでしょう。

頭皮や髪の毛の悩みの大きな原因は頭皮の血行不良です。つまり、頭皮の血流が良ければ、髪にハリやコシがある強い髪の毛を手に入れることができるのです。
加えて髪の毛を生み出す細胞を常に元気にしておけば、血流で運ばれる栄養をもとに太い回の毛に育っていきます。
今回紹介したヒートショックプロテインは、美しい髪の毛にするために欠かせないものです。
日常生活の中に上手に取り入れて、ヒートショックプロテインが増える生活をしていきましょう。
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この記事について
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